【調査報告】6月度、隅田川と神田川の交流付近における、水上オートバイの航行実態調査報告
調査日時:2015年6月7日(日)/10時~16時
調査場所:隅田川の両国橋上および、神田川入り口の東京湾岸警察署隅田川水上派出所前
TPSP安全講習会では、航行時に下記事項に留意していただくよう、お願いしています。
1)横に広がって航行しない
2)可能な限り右側を航行する
3)工事区域の警戒船の前後では徐行
4)他船が橋の下を通過するタイミングでの追い越しや行き交いの自粛
5)非動力船付近での徐行
6)係留船付近での徐行
6月7日(日)に、前回と同様の場所にて、調査を実施いたしました。
●調査地点における水上オートバイの航行台数
10時〜11時:15(内12台は神田川に入る)
11時〜12時:13
12時〜13時:8
13時〜14時:14
14時〜15時:20(内6台は神田川に入る)
15時〜16時:2
合計:72
●TPSPビブス着用者数
0名
●調査結果
・右側通航が徹底がされている
・非動力船の付近では徐行している
・2列以下での航行が遵守されている
・橋の下で、他船と行き交う際の配慮がされている
・水上オートバイの単独航行が多く見受けられる
・排気音の大きな水上オートバイが航行してる
●調査結果にみる、今後の課題
今回の調査地点ではおおむね、水上オートバイの航行ルールおよびマナーが守られていたという印象です。
しかし依然として、水上オートバイの単独航行も散見されました。単独航行中にポンプへの異物吸い込みなどのトラブルが発生すると、迅速な対処ができず非常に危険です。絶対に避けてください。
また、大きな排気音を立てて航行する水上オートバイを4~5台ほど確認しました。近隣住民や他の水域利用者の迷惑となりますので、排気音が大きくなるような改造はしない、排気音が大きな水上オートバイで航行しないようお願いします。
今回の調査ではTPSPビブスの着用者が確認できませんでしたが、水上オートバイ業界が安全航行やルール遵守、マナー向上を目指し活動に取り組んでいることを、他の水域利用者や周辺住民の方々に認識していただくためにも、積極的なTPSPビブスの着用をお願いいたします。