【第2回 利用実態調査】東京夢の島マリーナにおける、水上オートバイの利用実態調査報告
調査日時:8月16日(日)/10時~15時
調査場所:東京夢の島マリーナ内、水上オートバイ用ビジターバースおよび固定桟橋
東京夢の島マリーナ内において、水上オートバイの利用実態の調査を実施しました。

主な調査項目は、以下のとおりです。
・港内での最徐行の有無
・港内での右側航行の有無
・港内での1列航行の有無
・TPSPビブスの着用の有無
・TPSPの認知度について
上記について水上オートバイ用ビジターバース付近と固定桟橋上から目視。および、上陸してきた水上オートバイユーザーへの声がけと、チラシの配布を行いました。

■利用状況(入港数/出港数)
10時~11時:0/0
11時~12時: 24/17
12時~13時: 0/7
13時~14時: 0/0
14時~15時: 0/0

■調査結果
・最徐行での入出港は、すべての水上オートバイが実行していた(入港口にて最徐行をうながすアナウンスがあったことも、大きな要因と思われます)。
・1列での航行もできていた。
・水上オートバイとボートを問わず、ビジターバース利用者のほとんどは右側通行ができていない。
・排気音が大きくなる改造を施した水上オートバイは認められず。
○TPSP認知度について(上陸してきた水上オートバイユーザーに声がけ)
・TPSPビブス着用者:0名
・TPSPを知らない:18名
・TPSPを知っている:6名(そのうち、TPSP安全講習会の受講者数はゼロ)
■所感
調査中に入出港した水上オートバイは最徐行と1列での航行を実行していたが、依然として、右側航行についての認識の甘さが目立ちました。
右側航行は港内だけでなく、すべての水上で必要となる基本的なルールです。それがほとんど守られていないという現状を踏まえ、今後のTPSP安全講習会では強く、航行ルールの周知徹底を図っていきたいと思います。
今回の調査でも、TPSPビブス着用者はゼロという結果でした。前回調査ではゼロだったTPSPの認知数は微増しましたが、水上オートバイユーザーの末端まで、広くTPSPの理念や活動が届いていない現状は否めません。事務局として力不足を痛感するとともに、今後も継続して、TPSPの認知拡大と水上オートバイの安全航行とルール遵守、マナー向上を目指して活動していきますので、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
なお、10名以上集まれば、ご希望の日時・場所でTPSP安全講習会の出張開催が可能です(ご希望に沿えない場合もあります)。TPSP事務局までお問い合わせください。
※8月23日(日)の7時~10時まで、埼玉県八潮市の『コクボマリーナ』でTPSPチラシを配布します。TPSPや安全講習会について不明点などあれば、黒いTPSPビブスを着用したスタッフにお問い合わせをお願いします。