【第3回 利用実態調査】東京夢の島マリーナにおける、水上オートバイの利用実態調査報告
調査日時:9月20日(日)/12時~15時
調査場所:東京夢の島マリーナ内、水上オートバイ用ビジターバースおよび固定桟橋
東京夢の島マリーナ内において、水上オートバイの利用実態の調査を実施しました。
主な調査項目は、以下のとおりです。
・港内での最徐行の有無
・港内での右側航行の有無
・港内での1列航行の有無
・TPSPビブスの着用の有無
・TPSPの認知度について
上記について水上オートバイ用ビジターバース付近と固定桟橋上から目視。および、上陸してきた水上オートバイユーザーへの声がけと、チラシの配布を行いました。
■利用状況(入港数/出港数)
12時~13時: 9/2
13時~14時: 12/5
14時~15時: 5/10
■調査結果
・最徐行での入出港は、ほとんどの水上オートバイが実行していた。
・ほとんどの水上オートバイは1列での航行もできていた。
・水上オートバイでのビジターバース利用者のほとんどは右側通行ができていない。
・排気音が大きくなる改造を施した水上オートバイは認められず。
○TPSP認知度について(上陸してきた水上オートバイユーザーに声がけ)
・TPSPビブス着用者:0名
・TPSPを知らない:10名
・TPSPを知っている:4名(そのうち、TPSP安全講習会の受講者数はゼロ)
■所感
調査中に入出港した水上オートバイは、2~3艇の場合は最徐行と1列での航行を実行していたが、それ以上になると、2列航行や速度がでている水上オートバイが目立ちました。
また依然として、右側航行についての認識の甘さが目立ちました。
右側航行は港内だけでなく、すべての水上で必要となる基本的なルールです。それがほとんど守られていないという現状を踏まえ、今後のTPSP安全講習会では強く、航行ルールの周知徹底を図っていきたいと思います。
今回で3回目となる東京夢の島マリーナでの利用実態調査ですが、ビブス着用者は0名という結果でした。
TPSPビブス着用は義務ではありませんが、東京港・湾・河川でルールやマナーを守って安全航行する、ということを意識してもらうためであり、水上オートバイ業界が自主的に問題解決に取り組んでいるということを対外的にもアピールすることができますので、TPSPビブスの着用をお願いします。
今後も継続して、TPSPの認知拡大と水上オートバイの安全航行とルール遵守、マナー向上を目指して活動していきますので、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
なお、10名以上集まれば、ご希望の日時・場所でTPSP安全講習会の出張開催が可能です(ご希望に沿えない場合もあります)。TPSP事務局までお問い合わせください。