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水上オートバイの水上での連絡手段について

前回の記事では「海のもしもは118番」を紹介しました。

しかし、緊急時に海の上から確実に通報できる手段がなくては、意味がありません。

ほとんどの方は、水上オートバイに乗る際には携帯電話やスマートフォンを積んでいると思います。

水上に出る前はバッテリーの残量を確認し、防水機能のない携帯電話やスマートフォンなら、防水ケースに入れておきましょう。

ただし、防水ケースも完全ではありません。

とくに長年使用していると、知らぬ間にヒビ割れや穴が開いてしまい、防水機能が失われている場合もあります。

防水ケースに痛みはないか?

こちらもあわせてチェックするようにしてください。

また、スマートフォンのタッチパネル画面は、水に濡れているとうまく反応しないこともあります。

画面の水を拭き取れるような小さなタオルをジップロックなどに入れ、取り出しやすいグローブボックスに積んでおくと便利です。

さらに携帯電話やスマートフォンだけでなく、緊急事態を周囲に知らせる手段として、信号紅炎や笛も有効です。

どちらも法定備品として水上オートバイへの積載が義務づけられていますので、いざというときに使えるよう、有効期限や破損の有無を確認しておきましょう。

そして最後に、水上に出る前の準備について。

水上に出る、水辺に行く際はかならず、行く先と戻りの予定時間を誰かに伝えておきましょう。

またその際は、陸に戻ってきたことの連絡も、忘れずにおこなってください。

12月になり水上オートバイに乗る機会も減っているとは思いますが、寒い時期だからこそ、空気が澄み、水がキレイになるというメリットもあります。

しっかり防寒対策を施し、水上の連絡手段も整えて水上オートバイを楽しんでください!!

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